ステンレス製品をブロンズ色に着色する表面処理です。外観をブロンズ色にする目的や識別目的で着色します。
濃いめのブロンズ色への着色がSSブロンズ、淡めのブロンズ色への着色がSSライトブロンズです。
SSブロンズ
SSライトブロンズ
▼ 対象製品
各種ステンレス製品(ネジ・各種部品)
▼ 詳細
ステンレスを酸化させることで濃いめ・淡いめのブロンズ色に着色する表面処理です。メッキのように製品の表面上から着色層を載せるものではなく、素地の表面そのものを化学反応させて着色層にします。そのため、基本的にはメッキのように微妙な寸法変化を気にする必要がなく、マイクロネジや精密部品等への着色に向いています。耐食性・対候性に優れた皮膜となります。
回りのブラウン・ブロンズ色の部材に色を合わせるという外観面の目的でご依頼いただくことが多いです。また微妙な寸法変化を気にする必要がなく、耐食性も生地の状態と遜色ないため、識別目的で着色をご依頼いただくことも少なくはありません。
ネジ以外の板物・金物にも着色可能で、専用冶具を作成・使用することで色ムラを予防し、より美麗な着色が実現できます。弊社のブライト・パシペート処理および独自の後処理により、色合いの安定化、および耐食性の改善を図っています。